上井零留のたぶんアイマスときどきそのほか

書きたいときに書きたいことを。たぶんほぼアイマスの話。

荒木比奈は泡沫のアイオーンで眼鏡を外さなかった

荒木比奈のソロ曲、「泡沫のアイオーン」、衝撃的でしたね。

このタイミングでくるとは思っていなかったこと、ゴリゴリのクールな曲で、田辺留依さんの歌唱力をフルに活かしていたこと。

個人的には比奈が出てきた時点でソロ曲の予想はしていたのですが、本編のノリから、ゼロ年代の日常系アニメのオープニングのようなほのぼの系かと思っていたら、

いきなりシンフォギアでした

(世代でなのは派とシンフォギア派がいますが僕はシンフォギア派です)

このご時世でなければ、週末には各地で比奈Pのオフ会の嵐になっていたでしょう

 

ところで、この曲で一番気になったところがこれです。

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荒木比奈が眼鏡をかけている

荒木比奈が眼鏡をかけている

荒木比奈が眼鏡をかけている

 

……なぜここまで眼鏡の有無にテンションが上がっているのかと申しますと、

荒木比奈は基本的に、アイドルの衣装の時は眼鏡を外しています

(いわゆる特訓後は眼鏡を外す)

特訓後に眼鏡をかけていたのは、モバマスで1回、デレステで2回だけです

 

モバマス唯一の眼鏡着用例、[サイバーグラス]

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かわいい

荒木比奈史上初のR/R+のレアリティのカードです

この時は、上条春菜と共演するにあたって、本人は眼鏡を外してステージに立とうとしたところ、春菜が比奈のための眼鏡を既に用意していたため、眼鏡をかけています

シンデレラガールズ劇場第28話参照)

 

デレステ1回目は[NeedleLight]

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かわいい

同名のユニット楽曲イベントの報酬カードです

春菜とのユニット、「サイバーグラス」での初オリジナル楽曲、「NeedleLight」。

イベントでは、眼鏡をかけた姿でステージに上がることに自信を持つまでの過程が解ります

(詳しくはイベントコミュを見てほしい)

特筆すべきは、楽曲の3Dモードで比奈を選択すると、デレステの3Dモードで普段は着用していない眼鏡を着用した状態でライブを行います

(現状唯一の眼鏡着用曲)

 

デレステ2回目は[君のステージ衣装、本当は…]

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かわいい

この時は春菜はいませんが、作中劇かつ学生役ということから、素の「荒木比奈」に近い役であるということから、眼鏡をかけていないとされます

 

つまり、荒木比奈は、何らかの理由がない限りは眼鏡を外してステージに上がるアイドルです

 

それが今回、エンディングの一枚絵では、眼鏡をかけています

しかも、アイドル衣装で眼鏡をかけています

つまり、なにかしらの眼鏡をかける理由が存在する、という訳です

 

こうなると、推測憶測したくなるのが担当のサガです

デレステで実装されるときのコミュでなにかしら言及されるかもしれないけれど)

※ここから自分の憶測に基くパートですので、不確実な要素や自分の妄想が含まれます

 

比奈が眼鏡を外すのは、気分の切り替えの役割を持っていると考えられます

実際に、モバマスのN+(ブルーナポレオン衣装)では、眼鏡をかけておらず、また、「脱オタした」とも言っています

そして、これ以降も基本的に特訓後は眼鏡を外しており、すなわち眼鏡を外すことで気分をアイドルモードにする、一種のオルター・エゴ(別人格)とも言えます

 

今回の比奈のソロ曲は、「オタクらしさが少ないがアニソンだとわかる曲」の雰囲気です

アイドルマスターシンデレラガールズが始まった2011年に20歳のオタクに歌わせる歌として、100点満点のチョイスだと思います

そして、このテイストだからこそ、荒木比奈は眼鏡を外さなかったと思います

 

荒木比奈は「オタク」です

だからこそ、ステージに上がるときは「オタク」ではなく「アイドル」になるため、気分を「アイドル」に持っていくスイッチとして、眼鏡を外します。

しかし、今回のような曲だと、「アイドル」であると共に「オタク」であってもいい

眼鏡をかけたオタクの、荒木比奈の姿で歌うことにも意義がある

 

NeedleLightとは違うアプローチで、眼鏡をかけて歌う楽曲、それが

「泡沫のアイオーン」

 

ホントに良い曲もらったな比奈!