上井零留のたぶんアイマスときどきそのほか

書きたいときに書きたいことを。たぶんほぼアイマスの話。

セクシーデリバリー松本の可能性② 月別に見ればどうなんだ編

ー前回のあらすじー

 ボイス総選挙以降後を絶たない闇のお気持ち表明に若干キレた零留は、何を思ったかアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ内の公式コンテンツ、デレぽにおいて、アイドルマスターシンデレラガールズの二次創作であるセクシーデリバリー松本の影響を考察し始めるという暴挙に出た。

 そしてその結果、デレぽではセクシーデリバリー松本以降松本沙理奈が「セクシー」と発言している回数が目に見えて上昇…どころか、前年比20倍のセクシーとなっていることが判明したのであった…

 

ueirail.hatenablog.com

 

 ハイ、というわけでデレぽセクシー考察2回目です。

前回は単純に、デレぽ実装後からセクシーデリバリー松本概念登場前

(2018年4月~2019年4月、ただし松本沙理奈のデレぽ初投稿は2018年5月)と、

セクシーデリバリー松本概念登場後(2019年5月~2020年4月)では、公式コンテンツであるデレぽにおいて、松本沙理奈の投稿内容にどのような変化があったのか、を確認しました。(詳しくは前回で)

 結果としては、セクシーデリバリー松本の後、松本沙理奈が「セクシー」を含む投稿が前年比20倍になったこと、そもそもセクシーデリバリー松本登場前は「セクシー」を含む投稿を一度しか行っていなかったことがわかり、二次創作であるセクシーデリバリー松本は公式の松本沙理奈にも影響を与えたのではないか、ということが分かりました。

 

 そして、疑問として残ったのは、

 ・セクシーデリバリー松本の影響はいつから顕著になったのか

 ・夏は松本の季節なのか

という2点です。

 (松本沙理奈は、夏以外の季節では「早く夏にならないかな~」と言うキャラです)

 そこで、今回は月ごとのデータを取ることで、傾向などをさらに細分化してみてゆきます。

(前回は2020年5月の松本沙理奈の投稿も対象に含めていましたが、今回は除きます)

 

 まずはセクシーデリバリー松本以前から。

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(表にある「セクシー」は、松本沙理奈の投稿中に「セクシー」と発言した回数、「単純セクシー」は、「セクシー」が含まれた投稿の数を表します。)

 前回でも触れたとおり、セクシーデリバリー松本(以降セデ松と略す)の登場(?)以前は、松本沙理奈が一度しか「セクシー」と発言していませんでしたが、そのタイミングは、なんとデレぽ実装後から約11か月後の2019年3月でした。

このため、月平均の「セクシー」は0.08回という低水準になっています。

さらに、2019年3月は3回の投稿で1回のみ「セクシー」が含まれているため、投稿中の「セクシー」の割合を示すセクシ率、「セクシー」が含まれる投稿の割合を示す単純セクシ率はどちらも33%となっています。

また、投稿が多い時期は夏ではなく冬でした。

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次に、セクシーデリバリー松本以降です。

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 投稿数がセデ松以前から大幅に伸びていることは前回で書いたとおりですが、驚くべきは、この1年で松本沙理奈が投稿を行っていない月が無くなり、「セクシー」を含む投稿は2019年7月から2020年4月まで継続しているという点です。

 まさに月刊セクシーデリバリーです。

(2020年5月は現時点で「セクシー」を含む投稿は無し)

 

 セデ松以前は2018年10月と2019年1月に松本沙理奈のデレぽ投稿がない月がありましたが、セデ松以降は年中投稿があり、その結果、月平均投稿数がセデ松以前の1.92回から2.5回に上昇しています。

 

 また、セクシ率も平均70%、単純セクシ率も平均50%となり、月間セクシ率100%は5回、月間単純セクシ率100%は4回記録しています。さらにそのすべてが2019年10月以降に集中しています。

 特筆すべきは2019年10月で、この月にのみセクシ率が100%を超え、150%を記録しています

 この間のデレぽ上の出来事としては、2019年5月にセクシーかき氷、8月から11月にかけて「セクシー」を冠するユニットでNo.1セクシーを決めるセクシー対決(セクシー悪ノリ)が行われていたこと、2020年2月にセクシー予告とセクシー中止があります。

つまり、2019年7月は、連続した出来事がなく、かつ投稿が多くなっています。

 

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 図にしてみると、6月に一度全体が落ち込んだ後、7月から9月にかけて投稿数が伸び、その後2月まで「セクシー」を含む投稿が投稿のほとんどを占めるようになっていることが分かります。

 

 

 結論としては

・セデ松登場後の2019年6月に一度松本沙理奈の投稿が減少し、その後増加に転じていることから、6月に公式が今後の松本沙理奈の方針を固めたかもしれない

・松本の季節である夏が終わった後も2019年は「セクシー」を含む投稿が続き、セクシ率・単純セクシ率ともに高い値を維持していることから、9月頃がさらに転換点となった

・6月には第8回総選挙の結果を受けて松本沙理奈の登場頻度を上げた可能性が、

   9月にはセデ松が二次創作やTwitter上で終息せず、むしろ継続していることから、

   松本沙理奈の投稿に「セクシー」を積極的に用いるようになった可能性が、

 それぞれ考えられる

・二次創作の影響は登場後すぐ(5月の増加)、登場してからある程度期間が空いてから(夏の増加、ただし松本沙理奈のキャラ特性による可能性もある)、定着後(10月以降のセクシ率の増加)の3パターンがあると考えられる

 

つまり、

二次創作の勢いを維持することが重要

だと考えられます。

 

さらに

公式はTwitter(の反応)を見てるぞ

とも言えます

(セクシーデリバリー松本は基本的にTwitterがメインだった)

 

さて、そこで我々ができることは何か

 

怪しげな闇のお気持ち表明に反応している暇があったらその隙間を創作に回そうぜ!